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そのドレミ、色がついていますか?——調性のお話

  • viamomoto
  • 6 日前
  • 読了時間: 4分

みなさまこんにちは!八千代中央ピアノ教室です🎹

講師はちょっと変わった経歴で、以前はゲーム業界で働いていました✨

今は子どもたちと一緒に音楽を楽しむ毎日を送っています🎵



風邪・インフルエンザともに猛威を振るっていますね🔥

皆さま体調管理には充分お気を付けください。

教室の感染症対策はこちらをご覧ください。


鍵盤と音符


さて、最近のレッスンではこんなことで躓く生徒さんが増えてきました。

それはズバリ「調性感覚がないこと」。



ドレミファソラシド♪は導入期で触れますが、同時に

  • ラシドレミファソラ(暗い感じ)

  • ソラシドレミファソ(明るい感じ)

  • ファソラシドレミファ(明るい感じ)

も曲の中で触れていきます。



もちろんレベルが上がればそれ以外の調で弾くこともあるのですが

「いま自分が何調で弾いているのか」がわからないと譜読みで躓いてしまうんです💦



ピアノって「ドレミが弾ければ大丈夫」と思いがちですよね。

もちろんそれも大切なんですが、実は“どの調で弾いているか” がわかっている子は、同じ練習量でも伸び方がまったく違います。



調整感覚が身についている子とは?


調性が身についている子は、


  • 譜読みが速い(宿題をすぐに終わらせられる👏)

  • 初見演奏が安定する(パッと見て弾く能力です🎹✨)

  • 伴奏づけが得意(メロディーさえわかれば左手でなんとなく伴奏が弾けるといった状態です)

  • ミスしても立て直しが早い


といった “総合力” が自然と上がっていきます。

ひと言でいえば、音楽という世界の“地図を持っている子”

逆に地図なしで進むと、どうしても迷いやすいんですよね。



調性がわかると、子どもはこう変わる


  • 学校の合唱伴奏に強い

  • 移調(ドレミ...をファソラ...等に読み替える)がスッとできる

  • 楽譜が「記号」ではなく「意味のある音」に見えてくる

  • 音の流れをつかむのが上手になる



これらは全部、ピアノ講師の立場から見ると「調性が入っている子の定番パターン」です。



おうちでできる“さりげない”サポート


・「今日の曲、明るい感じ?それとも少し切ない感じ?」と聞いてみる

→ 気負わない会話が、すでに調性の入り口👏✨


・同じメロディを、少し音の高さを変えて弾かせてみる

→ できる範囲でOKです。 “音の階段の上り下り” を感じられます。



音の高さを変えるのは結構難しいかもしれません💦

中級以降、年齢で言うと幼稚園から始めていた子が小学校高学年くらいでなんとな~くできる、といった目安かなと思います。

こういった小さな積み重ねが、後々の伸び方に大きく響いてくるんです。



おわりに


ピアノは “弾けること” が目的になりがちですが、本当に力をつけるのは、音をどう感じ取り、どう理解するか の部分。

調性はその入り口として、とても重要な役割を持っています。



調性が理解できるようになると、

響きの仕組みが自然とわかり、将来「趣味としてピアノを弾きたい」と思ったときにも、楽譜を開いてすぐに音にできる力が身につきます。

これは一生ものの財産になります🎁✨



気づいた親御さんから、お子さんの音楽の世界はどんどん広がっていきます🎵

ぜひ、おうちの会話の中にちょっとだけ調性のスパイスを入れてみてくださいね🗺





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