読書の秋~ピアノ教室の推薦図書~
- viamomoto
- 8月24日
- 読了時間: 11分
みなさまこんにちは!八千代中央ピアノ教室です。
講師はちょっと変わった経歴で、かつてゲーム業界で働いていました💻
現在は八千代中央ピアノ教室を運営しながら、島村楽器でセミナー講師もやったりしています!

今回は、ピアノ練習から少し離れた題材📚
ご家庭で今すぐできる!八千代中央ピアノ教室の推薦図書をご紹介いたします!

推薦図書、というとちょっとお堅い印象ですが、内容は
・歌詞が載っている絵本
・クラシック音楽が掲載されている本
・指で押すと鳴る音源つきの本
・リズム感が養える絵本
のご紹介です♪
どれも子供向きでかわいらしいイラストとともにあります!
内容は0歳から未就学児さんを対象にしたものです。
そのため、「まだピアノ教室にいくには早いかも?」という親御さんでも、気軽試してみていただけるかなと思います◎
また、本によっては小学校3年生くらいでもまだまだ楽しめる絵本もあります✨
まずは、PDFでリストをダウンロードしたいよという方はコチラ↓
これから紹介する絵本は、半分以上がTRC八千代中央図書館で借りたものです。
八千代市にお住まいで「お子さんと音楽を楽しみたい!」と思っている方、まずは絵本で音楽に親しんでみませんか?
では1冊ずつ、振り返りながらご紹介します!
▼くもんのうた 200 えほん/くもん出版
すみません、初っ端からTRC八千代中央図書館になかったものです💧
でもでも!とっても良い絵本なので紹介させてください。
内容は200曲の童謡の歌詞が、簡単なメロディ譜、可愛いイラストとともに収録されています。
こちら、CD付と絵本だけのものがありますが、ぜひCD付をご購入下さい。
というのも、絵本というのは名ばかりで……辞書並みに分厚いんです。
中は可愛いイラストで1歳児でも興味を持ってくれるような内容になっています✨
(実際うちの子は1歳でこの本に興味を示していました!)
とにかくいろいろな童謡があり、私も知らない童謡が多数ありました!
なのでCD付がおすすめです!
ちなみに、値段は跳ね上がってしまいますが、カメレオンリーダーにCDのデータを転送してタッチペンで聞けるようにする、という手もあります。
▼てのひらを たいように/やなせたかし/フレーベル館
お子さん、アンパンマンお好きではないですか?笑
あのアンパンマンの作者、やなせたかし先生がイラスト、そして作詞を手掛けた絵本です。
アンパンマン好きで、アンパンマンの絵本を読んだことがある子ならば
見覚えのあるイラストで親しみやすいと思います♪
▼おばけなんてないさ/せなけいこ/ポプラ社
軽快なリズム、明るい曲調の曲ですが、実は1番以降もあるのってご存知でしたか?
おばけのイラストがちょっぴり不気味、でも可愛い!
何回も子どもに読んでいますが、今のところ怖がったことはありません♪
TRC八千代中央図書館で借りて購入に至りました。
気になる方はぜひ借りてみてください!
▼すうじのうた/夢 虹二/ひさかたチャイルド
こちらもTRC八千代中央図書館で借りて購入に至った本です。
ピアノを習うにあたって、「数字の1~5はなるべく完璧に覚えてから来てほしい!」という理想があります。笑
というのも、親指から数えて5本の指に指番号が振ってあり、それが5まで。
導入期の楽譜は大抵4拍子、3拍子、2拍子を使うので、
とりあえず5まで数えられると説明がスムーズだからです♪
この歌を歌えば、10まで数えられるようになるだけではなく、
音感もリズム感も養える、まさに一石二鳥……一石三鳥!?な絵本なんです!
▼どんな いろが すき/100% Orange/フレーベル館
おかあさんといっしょでブレイクした、「どんないろがすき」。
明るいメロディに優しい歌詞で、私もこの歌大好きです!
楽譜から曲想を考えるときに色に例えることがあります。
反対に、生徒さんに「いまどんな気持ち?色で教えて~」なんて言うこともあります。
自然に覚えていくお子さんも多いと思いますが、歌で楽しく覚えていくのはいかがでしょうか?
うちの子もこの歌で赤、青、黄色、緑が覚えられると、一気に他の色も覚えることができました◎
▼はたらくくるま/伊藤 アキラ/ひさかたチャイルド
ピアノ教室には女の子が来ることが多いですが、もちろん中には男の子もいます。
男の子で音楽が好き、でもどうやって楽しんだら良いんだろう?と思ったときに
この絵本、とても興味を持ってくれました◎
色々な車の種類が出てきて、最後には道路を走る車たち!
もちろん、車が大好きな女の子にもおすすめの絵本です。
▼おもちゃのチャチャチャ/市原淳/ひさかたチャイルド
皆さんご存知の、「おもちゃのチャチャチャ」。
是非、「チャチャチャ」の部分で手拍子を入れてあげてください♪
実際、レッスン内でリトミックを取り入れる際は、このように歌に合わせて手拍子をすることから始めます。
上手にできなくても大丈夫◎
まずは親子で楽しみながら歌って読んでみてください。
また、巻末には「おもちゃのマーチ」という曲も掲載されています。
「くもんのうた200」にも掲載されている曲ですが、私は子どもが生まれてから初めて知りました。
1冊で2曲歌える、ちょっとお得な絵本です♪
▼ちょうちょう/原田マサミ/三起商行(ミキハウス)
▼おうま/出口敦史/三起商行(ミキハウス)
2冊連続でご紹介です。
この2冊はTRC八千代中央図書館にないものなんですが、
1冊500円以内で、更に手のひらサイズなので是非購入してみてください♪
最初は「お出かけの際に手のひらサイズの絵本があればいいかな~」と思い購入したのですが
実際に読んでみると、ちょうど1歳半くらいから自分で手に取ることが増えました。
歌詞を覚えること、メロディを歌うことにも一役かってくれますが、
お子さんに絵本を持たせることで、指先の巧緻性や、握力にも良い影響があるんじゃないかなと思います。
▼きらきらぼし/武鹿悦子/ひさかたチャイルド
きらきら星って、きらきら星以外にもアルファベットの歌にメロディラインが使われているってご存知でしたか?
きらきら星が歌えると、アルファベットの歌のメロディも頭の中に残る、というちょっとお得な曲なんです。笑
絵本の中では、曲の途中途中に、可愛らしいキャラクターたちが「おやすみなさい」と言って寝る様子が描かれています。
寝る前の1冊にもおすすめです☆
▼ぞうさん/まど・みちお/こぐま社
私、子どもを産むまで気づかなかったんですが、童謡ってすごく良い歌詞が多いんですよね。
この「ぞうさん」も、お母さんの心を歌ったような歌詞だと思います。
2番までしかない短い歌詞の中に、愛情がたくさん込められているような気がします。
また、童謡の中では少し珍しい3拍子の曲です。
4拍子が多い中で、3拍子を自然と取り入れられる有名な曲でもあります。
やさしいイラストとともに、ゆっくり読んで歌ってみてください♪
▼ぽんちんぱん/柿木原政広/福音館書店
不思議なタイトルが目をひきますが、これは歌の絵本ではないんです。
ただ、パンがたくさん出てくる絵本なんですが、なんとも不思議な日本語が並びます。
ぜひ、「パン」のところで手を叩いてみてください。
レッスンで行った際は、初見で出来る子がいなかったちょっと難しい絵本です。
でも、絵本自体は赤ちゃん向けの絵本の優しい絵本です♪
▼おにのパンツ/鈴木 博子/ひさかたチャイルド
世界でも有名な曲、「フニクリ・フニクラ」ですが、日本では「おにのパンツ」として有名です♪
原曲はナポリ語で書かれており、登山鉄道の楽しさと、女性への熱い愛を歌っています。
とっても楽しくて愉快なメロディです♪
かわいい赤鬼と青鬼のイラストとともに、ぜひお子さんと一緒に、ノリノリで歌ってあげてください!
▼おべんとうばこのうた/さいとうしのぶ/ひさかたチャイルド
皆さんご存知、有名な「おべんとうばこのうた」。
1曲を通して、意外とリズム感が必要な曲です!
絵本を読みながら、身振り手振りを付けて歌ってみてください!
歌に合わせて、お弁当箱役をお母さん、お父さんが、具を詰める役をお子さんがするのも楽しいですよ♪
▼もりのくまさん/馬場祥弘/ひさかたチャイルド
言わずと知れた有名な曲です!
皆様、最後まで歌詞を覚えていらっしゃいますか?
白い貝殻の……♪さて、女の子は何を落としたのでしょうか?
歌いながら絵本の中で、よーく探してみてください!
▼いっぽんばしこちょこちょ/とよたかずひこ/世界文化社
個人的に、とよたかずひこさんのイラストがあったかくてすごく好きなのですが
これは歌の中にお話が混ざっているような、ミュージカル調というんでしょうか。
そんな絵本になります♪
かえるさん、きんぎょさん、ぶたさん、たくさんの生き物が出てきますが、橋から落ちた生き物たちはみんなどこか楽しそうです♪
▼いっぱいうたって!たのしいうたの絵本/真島節子/こぐま社
▼いっしょにうたって!たのしいうたの絵本/真島節子/こぐま社
2冊連続でご紹介です。
この2冊はTRC八千代中央図書館にあり、借りてきて、良い本だなと思い購入に至りました。
懐かしい絵柄とともに、日本で歌い親しまれてきた曲が何曲も記載されています。
CDはついていませんが、簡単なメロディ譜が掲載されているので、楽譜を読める親御さんは弾きながら歌うことが出来ると思います。
また、楽譜が読めない親御さんでも、知っている曲が何曲も掲載されているはず♪
是非検索または図書館で借りて、収録曲を確認してみてください!
▼はじめてのオーケストラ/サム・タプリン/大日本絵画
ピアノ教室でオーケストラのお話し?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
当教室ではピアノに限らず、音楽のお喋りOKです◎
中には「ピアノだけ!」「クラシックだけ!」という先生もいらっしゃいますが、
教室ではJpopの話からオーケストラの曲の話まで実に様々なジャンルのお話を生徒さんとします。
レッスンをしているうちに気付いたのですが、特に小さいうちは自分が知っている楽器が世の中に流れている音の全てだと思いがちです。
ティンパニーを知らなければ、ティンパニーの音は認識されず、自分が知っているピアノに変換されてしまうことも多いです。
そのため、様々な形で幅広い知識を身につけることも、ピアノを学ぶ上で一助になると思っています。
その知識の入り口として、この絵本がとってもおすすめです!
ひとつひとつの楽器の紹介から音のサンプルまで、全ページに渡って丁寧に描かれています。
音がなる絵本なので、正直他の絵本と比べて価格は高いですし、図書館にもおいていないのですが……。
「どの楽器を習おう?」と思ったときに、ピアノ以外の選択肢も出てくる絵本です◎
(ピアノ教室のブログでこんなこと言っていいのかしら……と思いながら書いています^^;)
▼どうぶつたちのオーケストラ ベートーベンをかなでる/サム・タプリン/大日本絵画
▼どうぶつたちのオーケストラ モーツァルトをかなでる/サム・タプリン/大日本絵画
▼どうぶつたちのオーケストラ ビバルディをかなでる/サム・タプリン/大日本絵画
3冊連続でご紹介です。
ひとつ前に紹介した、「はじめてのオーケストラ」の著者であるサム・タプリンさんの絵本です。
「はじめてのオーケストラ」と同じく、音の鳴る絵本で価格は少し高めです。
こちらは「はじめてのオーケストラ」とは違い、それぞれのタイトルに書かれている作曲家の生涯と、代表作の抜粋が聞ける絵本になっています。
興味の対象が楽器から一歩進んで、曲(作曲家)に注目しだしたお子さんにおすすめの絵本です。
もちろん、小さいお子さんにもおすすめの一冊です◎
▼頭のいい子が育つクラシックの名曲45選/新井鴎子/新星出版社
タイトル、惹かれますよね。笑
頭のいい子が育ってしまう魔法の絵本!……のように聞こえますが、中身は有名なクラシック曲の紹介になります。
こちらは音の鳴る絵本ではなく、CDがついていて、一曲ずつ解説が掲載されている形になります。
本の厚みもあるので、「くもんのうた200」に近い感覚かなと思います。
(それでも、「くもんのうた200」の方が全然分厚いです……!)
私はこの絵本、CDのデータを全てカメレオンリーダーにうつしてタッチペンで聞けるようにしてしまっています。
まとめ
ご紹介した絵本は図書館での貸し出しや、実際に書店で販売されている中での一部になります。
たとえば同じ「きらきらぼし」でも他の出版社、著者から販売されているものもあります。
大切なのは、お子さんと親御さんが楽しくてあったかい気持ちになれる絵本ということ。
記載されている絵本以外がダメということは全くありません!◎
また、絵本に興味を示さなかったからと言ってダメということでもありません。
実際、お子さんの趣味や興味にあった絵本もあれば、いまいち響かない絵本もありましたが、だからといって他の絵本にも興味がない、ということはありませんでした。
是非お子さんにぴったりの一冊を、探してみてくださいね。
※本文中に掲載しているカメレオンリーダーですが、自作できるタッチペンのようなものです。本来の使用法とは少し異なるのと、カメレオンリーダーの紹介記事ではないので、気になる方はリンク先をご参照ください。カメレオンリーダーへの質問はお答えすることができませんので予めご了承ください。
※こちらでご紹介している絵本は、音楽に親しむきっかけとして「参考まで」にまとめたものです。詳しい読み方や効果についてのご質問には個別対応できませんので、ご了承ください。まずは気軽に手に取って、お子さんと一緒に楽しんでいただければ嬉しいです。
─── ✧ ───
🎵 体験レッスンをご希望の方へ 🎵
▶まずはご家族で動画をご覧ください♪
▶ウェイティング登録受付中!
現在は順番にご案内しているため、まずはウェイティングリストへのご登録をお願いしております。
🕊 土曜日限定・ちいさなピアノ教室ですが、
ひとりひとりの「楽しい!」を何より大切にしています🌸
ご案内まで少しお時間をいただく場合もありますが、
どうぞお気軽にご登録くださいね😊
