演奏前、どこに手がありますか?
- viamomoto
- 9月8日
- 読了時間: 3分
みなさまこんにちは!八千代中央ピアノ教室です。
講師はちょっと変わった経歴で、かつてゲーム業界で働いていました💻
現在は八千代中央ピアノ教室を運営しながら、島村楽器でセミナー講師もやったりしています!
大人の生徒さんのレッスン
先日、平日に大人の生徒さんとのレッスンがありました。
大人の生徒さんとのレッスンは毎回が私自身の学びにも繋がっています🎹✨
さまざまな角度から質問がくるので、「さあ、弾きましょう!」となっても
「いやいや、先生、まだまだ質問が……」ということもしばしば。笑
今回はそんな大人の生徒さんからいただいた質問が大変面白かったのでご紹介します。

質問内容はすごくシンプルなことでした。
「先生、(リズムを)数えてからピアノで演奏しはじめてって言うけれど
数えている間は手はどこにあればいいですか?」
当教室ではリズムをすごく大切にしていて
特に拍の数え方は導入期でも意識して教えています。
中でも皆さんにお願いしているのが、「リズムを数えてから出ること」。
いきなり演奏し始めるのではなく、
・3拍子なら「1,2,3,1,2,はい!」と出る
・4拍子なら「1,2,3,はい!」と出る
こんな感じです。
時間にしてわずか2~3秒だとは思うんですが、その間どこに手を置いておけば良いのか、という内容です。
お子さんなら答えをすぐに出してしまいますが、
大人の生徒さんの場合は自主性がなにより大切なので
私は「どこに手を置きたいですか?」と質問しました。
最終的に、大人の生徒さんが一番自然だと思うフォームから曲がスタート。
無事、曲を合格していかれました◎
正解を出さなかった理由
そのレッスンの終わり際、私はあえて答えを出さなかった理由をお話ししました。
それは、ピアニストによって拍の取り方が違うからです。
YouTubeなどでピアニストやコンテスタントの演奏を見てもらうとわかるのですが、
・ピアノ椅子に座ってしばらく瞑想してから弾く人
・ステージに出てきてお辞儀をし、すぐに弾き始める人
・ピアノ椅子に座って数秒後に弾く人
実に様々です。
一番見やすいのはコンクールのYouTube動画かなと思います。
お時間ある際に、皆様もぜひ見てみてくださいね。
私自身は椅子に座ってから数えますが、私の憧れのピアニストはステージに出る前から拍をとっています。
おそらくステージ上を歩く速度でさえ曲の一部です。
私自身も椅子に座ってから「1,2,3,はい!」と出るときもあれば、
1,2,で手を上から降ろす、
1,2,3,でじわじわと手を下から持ち上げるなど
曲によって変えています。
最初から鍵盤に触る位置の時もあります。
なので「曲によって違う」というのが一番正確な答えなのかもしれません。
いつか、憧れのピアニストのように、ステージ上を歩く速度でさえ、曲の一部にしてみたいです。笑
ただし、導入期・初級レベルの方に関しては、ある程度基本のフォームを固めておくのが今は大事かなと思います。
もちろん、毎回違う出方でも良いですよ!いろんな出方がありますからね。
レッスンの中でベストポジションを探っていくのもアリです◎
でも、何も数えないで出るのはNG×
リズムをとってから、弾き始めましょうね♪
※現在大人の生徒さんは募集しておりませんが、ご相談のみメールフォームにて受け付けております。
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